乞音症とは?吃り?原因は?治療法は?噛むこととは違うの?吃音症者である僕がわかりやすく説明します。

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乞音症
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ひきにく
ひきにく

この記事では実際に吃音症者である私ひきにくが吃音症とはどんな障害なのかを解説していきます。

恐らく多くの人は「乞音症」と聞いてもわからないと思います。

またその多くの人に「乞音症」とは吃ることだよと説明しても

噛むことと一緒だという認識を持たれがちで、世間にはまだまだ理解されていない障害です。

ひきにく
ひきにく

感覚を説明するのが難しい。

乞音症とは?

吃音症(きつおんしょう、英: stuttering,stammering)とは、言葉が円滑に話せない、スムーズに言葉が出てこないこと。「 発語時に言葉が連続して発せられる(連発)」、「瞬間あるいは一時的に無音状態が続く(難発)」「語頭を伸ばして発音してしまう(延発)」などの症状を示す。

Wikipedia 吃音症

簡単に言うと吃音症とは

  • 話したいことがあるのに、言葉が喉に詰まって出てこない

という病気です。

わかりやすく何かに例えるならば

焼肉屋でホルモンを口に入れたはいいけど、タイミングがわからず飲み込むに飲み込めないといったもどかしい状態です。

俗に言うイップスの言語バージョンだと思ってください。

乞音症状にもいくつかパターンがありまして、連発、伸発、難発の3つあります。

  • 連発 :「お、お、お、おはようございます」とある言葉を言えず繰り返してしまうタイプ(田舎の大将の山下清は完全にコレ、おにぎり食べたい)
  • 伸発:「おーーーはようございます」と語頭を伸ばしてしまうタイプ(今回は吃らず話せると思って話し出したらやっぱり話せなかった時は大体コイツ)
  • 難発:「(おはようございます)お…………」と最初の言葉から後に続かないタイプ(自己紹介の時は大体コイツ)

私ひきにくも連発・伸発・難発全てのカードを持っています。ビンゴ!

特に緊張すると吃音症状が出てしまいます。

自己紹介なんかは毎回難発の症状が出るので、最悪です。

よく言い間違えることや早く喋ろうとして噛むことと、吃ることを同じ様に考える人がいますが全く違います。

違いを例えるならば

  • 一時的にホルモンの飲み込み方がわからなくて飲み込めない→吃る
  • いつも通りホルモンを飲み込んだところ上手く飲み込めずオエッとなってしまう→噛む

このぐらいの違いがあります。わかりにくいか

吃音症の原因は?

吃音症の原因は判明されていません。

しかしこれまで、何度も吃音症の原因を調べたところ疑わしい説がいくつかありました。

  • 幼少期に大きなストレスを感じた
  • 左利きだったのに右に矯正された
  • 大きなトラウマによって引き起こされる

私自身子供の頃の家庭環境がよくなかったこともあり

  • 幼少期に大きなストレスを感じた

幼少期に大きなストレスを感じたことが吃音症の原因だと思っています。

治療法は?

吃音症の治療法はまだ見つかっていません。

自身も吃音症を抱える医者で有名な菊池良和先生の著書「吃音の世界」で

吃音症の一番の治療法は内に隠しがちな吃音をカミングアウトすることだ。と述べています。

菊池先生がどのように吃音症とと向き合ってきたかが書かれた半分ドキュメンタリー本ですが、読む価値がある本です。

乞音を題材にした作品

乞音を題材にした作品で最も有名なものは恐らく「米国王のスピーチ」ではないでしょうか?

他にも2016年福山雅治主演の連続ドラマ「ラヴソング

自身も乞音症であるという押見修造先生の漫画「志乃ちゃんは自分の名前が言えない

乞音を対象にした作品は以外にも多くありますがまだまだ社会の認知度は低いです。

吃音症者の自分が「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」を読んだ時に吃音で苦しむ志乃ちゃんの姿を自分に重ね合わせてしまい号泣。

レビュー記事も書くくらいに感動したので、「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」を読む時は私のレビュー記事も合わせて御覧ください。

ひきにくが考える乞音症

精神障害全般に言えることだが精神障害は外見を見ただけでは、障害が有るか無いかを判別できないのでそこが吃音症の辛いところです。

なぜ辛いか?というと

  • 一見普通に見えてそうじゃない

自分だけが知っている隠したい自分の異常さが、いつ周りにバレてしまうのか。

バレたときに距離をおかれないだろうか。

という恐怖を、抱えながら人と関わらなければいけない。

  • 働ける身体だが働ける精神ではない

身体的には働くことはできるが、仕事する上で話すことは必要不可欠なので、精神的に満足に働けるとは言えない。

また乞音症持ちであることを面接で告げれば採用されず、乞音症を隠して働いてもずれはバレてしまうので職場の風当たりが強くなる。

障害に重い軽いのレベルをつけるのは良くないことですが、他に重い障害を抱えている方の為の障害者採用枠なのに、吃音症という発達障害ごときで障害者枠で働くには「図々しい」と感じてしまう。

どうすればいいんだ…。

そんな何とも言えない障害だと私は感じています。気分を悪くされた方がいたら申し訳ありません。

もう少し認知されれば少しは生きやすくなるのかな?

悩むことも少なくなるのかな?

なんてことを考えながら記事を書いてみました。

このブログでは他にも吃音症の記事を書いているのでよろしれば「吃音症」カテゴリから他の記事も覗いてください。

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